七夕 @八千代緑が丘 2021年07月09日
7月7日に七夕の行事食「七夕そうめん」を召し上がっていただきました。
なぜ七夕にそうめんを食べるようになったのかご存じですか?
今回は、その由来について調べてみました。
七夕にそうめんが食べられるようになった由来はとても古く、なんと古代中国の話にまでさかのぼります。
古代中国の時代に、帝の子供が7月7日に熱病で亡くなられたそうです。
その亡くなった子供が、霊鬼神となって熱病を流行らせました。そこで、生前にその子の好物だった「索餅(さくべい)」をお供えしたところ、その熱病がおさまった、という伝説からきています。
その中国伝来の縄のように編み上げた小麦粉のお菓子のようなもの「索餅」が、時代と共に形を変え、奈良時代に「索餅」が日本に伝えられると一般にも広がっていき、同じ小麦粉で作られた「そうめん」が食べられるようになり、「7月7日に索餅を食べると1年間無病息災で過ごせる」という言い伝えになりました。
ほかにも、「小麦粉は毒を消す」という言い伝えを由来に「健康祈願」とする説もあります。
七夕そうめんを召し上がっていただいて、皆様がいつまでも健康でいられるように、そしてコロナが早く終息できますようにと願っております。