☆個別メニューをお作りしてます☆
@川越南古谷デイ 2016年08月31日


イリーゼ川越南古谷では、理学療法士が個々の利用者様に合わせて、

個別メニューをお作りしています。

そして、各自取り組んだ項目に、丸をつけていただいています。

実際の個別メニューはこのような形で、朝の到着時にお渡しします。

一人ひとり必要なリハビリは違いますので、個々にメニューが違うのは自然なことです。

多くのデイサービスでは、体操の時間を設けて、決まった体操だけを集団で行うことが

多いと思います(当センターでも10時と15時にやっています!)が、

やはりそれだけでは、足りないと思うのです。

 

リハビリのお仕事に携わって、早10年が経ちましたが、

回復がめざましい方と、なかなかおもうように回復されない方の、最も大きな違いは、

「自発的に動くこと」

これに尽きると思っています。

 

理学療法士・作業療法士・・・たくさんのリハビリの専門職が関わって、1時間の質の高いリハビリをしても、

残りの時間、寝たまま過ごしたら、なんの意味もありません。

 

大切なのは、ご本人様がご自宅でも自発的に動けるように、

1)意欲を引き出すこと

2)運動を覚えること

3)運動を習慣にすること

 

だと思っています。

そんな習慣を身につけた方々の様子がこちらです。

朝、お茶を飲んでバイタルを測って、一息つくと、

先ほどの個別メニューを見ながら、このように自発的に運動しておられます。

 

最初は職員のアドバイスを受けながら運動の種類を覚えますが、

その後は自発的に運動をされています。

 

こうした方々は、リハビリ専門職がかかわらなくてもどんどん良くなります。

 

特別な器具を使ったリハビリは「リハビリした感!」はありますが、

自宅で同じ運動ができないという一面もあります。

 

ベーシックなリハビリ、ベーシックな体操をコツコツ積み重ねる方が、

少しずつ回復されておられる様子を見ると、一専門職として、

考えさせられるものがあります。

 

 

 

 

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