増える男性介護職員
@札幌南三条 2017年12月07日


12月7日、北海道新聞の朝刊に

「増える男性介護職員」という取材記事に

札幌南三条所属、運営支援担当:森田のインタビュー記事が載りました。

20171207道新記事

 

介護の仕事は、いわゆる3K労働(きつい・汚い・危険)というイメージが強く、未だにその誤解が根強い職業といえるかもしれません。

 

しかし、日本は高齢社会であり、これからも高齢者の割合はどんどん増えていくと考えられます。
そのため、介護に対する需要は非常に高まり、介護業界は仕事がたくさんあるのに人材が不足しているため、人手不足に陥っているのが現状です。
こういったことから、近年では主にインドネシア、フィリピン、ベトナムなどの海外からも労働者を集めようという動きがあります。

 

高齢者の割合が増えるだけではなく、日本では少子化も進んでいます。
多くの高齢者は在宅での介護を望んでいるのですが、高齢者の数が増えて、その下の世代の数が減っているため、家族の力だけで高齢者を介護することは困難となっています。
そこで、現在では介護サービスを利用して高齢者のお手伝いや介助を依頼する家庭が増えています。

 

また、介護業界には様々な異業種からの参入が増えており、これまでにはない新しいサービスを実施したり、特定のサービスに特化したりと、それぞれの会社が工夫をしています。
そんな中で、順当な労働環境を用意している会社もたくさんあり、この業界で仕事をしている多くの人たちはやりがいを持って仕事に打ち込んでいます。

 

札幌南三条では、男性職員の人数は多い方であり、とても心強く頼りになる存在であることは間違いありません。身体が不自由になっても、自宅と同じような環境で過ごしたいと望まれる高齢者が多い中、重度化が進む要介護の方を介助するには、男性の力は欠かすことができません。

 

もちろん、「異性介助」による介護拒否という問題は避けては通れませんが、力のある男性職員に介助してもらいたいと安心を求める、女性高齢者が多いのも事実です。

 

札幌南三条では、ご本人様の意向を尊重し、できる範囲での同性介助を心掛けております。

 

その時対応できるのが男性職員しかいなかったとしても、可能な限り羞恥心に配慮し、介助させていただいております。

 

異性介助に多かれ少なかれ抵抗を感じるのは当然で、例え認知症状が進んだとしても羞恥心があるということはとても大切なことです。男性職員の爽やかな笑顔での対応に、異性介助を受け入れ、許して下さっている入居者様に感謝の気持ちでいっぱいです。

 

 

by:たった一人の広報委員会

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