老人ホームの運動会と機能回復 @流山はついし 2017年10月29日
2017年10月25日(水)
イリーゼ流山はついし【第6回 ミニ運動会】の投稿です。
先ず老人ホームの運動会と機能回復について少しお話しさせて頂きます。
介護職員はご入居者様のケアプラン(機能回復や機能向上など)の短期・長期目標達成のために、日々お世話をさせて頂いていますが、目標達成のためにはご本人様の意欲と努力が不可欠です。介護スタッフは、そうした意欲と努力を引き出すためにも、日々の介助やお声がけをさせて頂いています。
立位保持ができなかったご入居者様が、しっかりと立位が取れるようになった時。数メートルしか自立歩行できなかったご入居者様が、廊下の端から端まで歩行出来るようになった時。
そんな目標が達成できた時、介護スタッフが我が事のように嬉しく思う瞬間です(#^^#)
年1回の運動会ですが…実はそうしたご入居者様の機能回復や意欲向上を実感するイベントでもあるのです(^^)
運動会のプログラム
介護リーダーが手にしているプログラムの横に、優勝&準優勝のトロフィーと個人賞が置かれています。
それでは、当日行われたプログラム順に、競技の説明をさせて頂きます。
①芋の早喰い競争(全員参加の個人戦)
パン食い競争ではなく、芋食い競争です(^^ゞ
ジップロックに入れたふかし芋を洗濯バサミに吊るして、それを手で取り外してゴールです。
②お玉で走ってボーリング(紅白代表の選抜戦)
お玉に入れた小さなピンポン玉を運び+大きなゴムボールでピンを倒す競技です。自立選手、歩行器選手、車椅子選手でそれぞれ選抜し、歩行器・車椅子は介助しながらゴールです。
③紅白応援合戦
途中経過で20点差で白組がリードしていました。
僅差の戦いに、応援にも熱気が入ります(^_-)-☆
④マシュマロ早喰い競争(職員)
小麦粉の山に埋もれた、マシュマロを手を使わず咥えてゴール。
勿論、職員も赤白に分かれて点数がつけられますが…
点数よりも、いかに顔を白くするかの競争になっていました(;’∀’)
⑤玉入れ競争(団体競技)
赤白の応援団長が引く箱に玉入れを2回戦行いました。
1回戦目は、赤組勝利。2回戦目は、白組勝利。
果たして総合優勝は?
その結果は次回投稿の運動会【動画編】でわかります(^-^)
運動会の個人表彰
ご入居者様は、それぞれに身体的(機能)ハンデがあります。
運動会を実行するにあたって、最も肝心な事。それは・・・
運動会実行委員会はご入居者様皆さんに安全で楽しく競技して頂く事を第一義に心がけています。
イリーゼ流山はついし(介護付き有料老人ホーム)の運動会では、当日活躍されたご入居者様を表彰させて頂いています。普段はおだやかで落ち着いていらっしゃるご入居者様が、運動会では目を輝かせて競技に参加されたり、大きな声援を送られているお姿はとても嬉しいものです(#^^#)
さて、冒頭でお話しさせて頂いた、ご入居者様の機能回復についてですが…。それは入居者様ご自身の意欲&努力の成果であり、私たち介護スタッフは、ほんの少しのお手伝いをさせて頂いているだけです。
『高齢になれば身体機能が衰えていく』…という固定概念を覆し
『高齢になっても意欲&努力次第で、機能回復&体力向上は可能』
というお手本を示されたご入居者様は、多くの高齢者の励みとなり、やがて誰しも高齢者の仲間入りをする、介護スタッフ自身に勇気を与えてくださった感謝状でもあるのです(#^^#)
ちょっと真面目な話しが多くなってしまったので・・・
次号は、楽しさ満載の【運動会の動画】を投稿いたします(^^)/