水害避難訓練を行いました @仙台南光台 2022年08月28日
近年、台風や豪雨などで多くの高齢者施設が水害の被害にあっているというニュースを聞きます。通常の避難訓練とはちがう状況に応じた避難方法となるため、今回、当施設でも訓練を行いました。
今回は1階フロアの方々にご協力をいただき、訓練を行いました。
職員が必ず付き添いを行い2階フロアへと上がっていただきます。
日頃、入居者の皆様は階段を上り下りする機会が少ない為、数歩階段をあがるとすぐに息があがり、時間を要することがわかりました。
訓練に参加して下さった方に感想を聞くと、「いつも廊下を20往復をしているんだけどね。階段はきついわね」や、「もし洪水にあったら怖いから、これからもどんどん訓練しましょう」といったお言葉をいただきました。
高齢者施設では、避難に時間と人手を要するため、「移送体制の確立」と「避難時の判断」が課題になるとのことです。今回の水害避難訓練を通して、避難開始の具体的な目安を決めておくことや、地域との連携を日頃から密に行い、避難車両の要請方法なども職員同士で確認しておくことが課題としてあがりました。
気象変動や、都市化の影響により水害のリスクは高まっているといわれています。通常の避難訓練に加え、水害に対する避難訓練も、今後も継続して行っていこうと思います。