～口腔ケアの研修会～

＠八千代村上 2013年11月03日

みなさま、こんにちは。イリーゼ八千代村上です。

イリーゼ八千代村上では毎月研修を行っていますが、10月は、訪問歯科の先生をお招きして、「口腔ケア」についての研修を行いました。

普段は職員のみですが、今回の研修会にはご利用者様にも参加の声掛けをさせていただいたところ、15名もの方に参加していただきました。

 

 

 

 

 

 

口腔ケアは単に歯の掃除だけではなく、全身ケアに繋がっていくとのこと。

 

研修内容のポイントをお伝えしますと、

 

 

口腔ケアが必要な理由

 

＜高齢者の主な死因はお口の細菌と関係が深い＞

 

・脳梗塞・心筋梗塞・狭心症⇒細菌の出す毒素による血管の炎症、損傷

 

・がん（主に口腔がん・咽頭がん）⇒細菌の出す発がん性物質が関与

 

・肺炎（誤嚥性肺炎）⇒最近の増加と嚥下機能の低下

 

 

＜認知症の進行を遅らせることができる＞

何もしない時と比較して、進行が緩やかになる。

 

＜食べる機能が向上する＞

口の周囲の筋肉を刺激しマッサージすることにより、口腔機能が改善する。

 

＜誤嚥性肺炎の発症を抑えられる＞

口腔ケアを行った場合、肺炎の発症率は半分になる。

 

＜免疫力の維持向上＞

唾液には多くの免疫物質が含まれており、口腔ケア（唾液腺マッサージ）により唾液の分泌が促進する。

 

 

 

参加されたご利用者様も熱心にお話しを聞いていらっしゃいました。