イリーゼ八千代村上の周辺スポット @八千代村上 2015年09月25日
皆様こんにちは。記録的に暑かった夏が嘘のように、朝夕で寒暖差の激しい「季節の朝令暮改」とでも言うかのような9月となりました。こんな時期はついつい体調を崩しがちですので、皆様もお体を大事に、元気でお過ごしください!
さて、前回は夏真っ盛りの納涼祭のご報告をさせて頂きました。今回は9月といえば、皆様の健康とご多幸をお祈りして敬老会のご報告を!…と行きたかったのですが、本稿を書いている時点ではまだ9月のはじめ。まだ、開催前なのです…。(上記の気候もこの記事が更新される頃にはガラリと変わっていないかヒヤヒヤしています。)
そこで今回は普段の行事報告とは少し趣向を変えまして、当イリーゼ八千代村上の施設周辺の隠れ名所をご紹介させて頂きたいと思います。
当施設は、村上橋からずずいと登る坂の半ばに位置していますが、イリーゼを横目にその坂を登りきり、大きな国道16号を越えてすぐにそこはあります。
そう「古墳」です。
古墳…歴史の授業で聞いたきり、あまり普段の実生活では耳にしない言葉ですが、なんとこんな近くに現物があるんですね、驚きです。
名前を「根上神社古墳(ねのかみじんじゃこふん)」といいまして、ジョイフル本田のすぐ裏にあります。正しくは一部ジョイフル本田そのものに飲み込まれてしまっているのですが…。盛り土のような小山には石階段があり、頂上には根上神社という神社が鎮座しています。
住宅地のど真ん中に、ひっそりたたずんでいます。ふとすれば公園の小山にしか見えません。
お社です。今回のご紹介に当たってお参りもしてきましたが。貼紙に「二礼・二拍手・一礼」と参拝の仕方が書いてあります。
実際にすぐ横は運動公園になっています。
形式は、よく教科書などでも知られるカギ型の前方後円墳です。高度経済成長期の道路工事や、頂上の社殿建築などで削られてしまい、完全な形は失われてしまいましたが、それでもまだ原型はよく止めているのだとか。
墳丘長50m、時代推定は6世紀ごろと言いますから、今から1500年ほど前の古墳なのですね。 たとえば、当イリーゼに75歳のご入居者様が居られたとしまして、その方の全人生を20回も繰り返さなければたどり着かない昔なのです…壮大です…歴史好きの血が騒ぎます。
ところがこの古墳、市の指定史跡でこそありますが、なんと発掘調査はまだ行われていないそうです!と言うことはおそらく盗掘などをされていない限りは遥か昔のままの空間が残っているんですね!1500年前の空気が残ってるんです!なんだかワクワクします。
「Let’s Enjoy!_ジョイフル本田ペット館」
が上に有るのはこの際気にしません!古代の大王の頭上でウーパールーパーとかハムスター売ってますが、それより古代のロマンです!
噂のペット館。
この村上という土地は、古代~平安時代に渡り、たいへん栄えていた土地であるそうで、かつては「ムラのカミ」、「村神」と称せられていた土地なのだそうですが、中世代に突如として生活の痕跡が消え、一時歴史から名を消してしまいます。その後はお隣の臼井氏の支配下になるなど、他方からの記録のみで、村上そのものの表立った記録は無くなってしまうのですが、この由緒正しい土地で皆様と暮らさせて頂いていることを大変うれしく思います!(一部歴史マニアの主観を含みます)
どうぞ、ご家族の皆様方も当施設へ御来所の際には、晴れ上がった秋空の下、少し足を延ばして古墳散策など、いかがでしょうか。徒歩にして5分程の距離ですので、お散歩がてら歴史散策も楽しいかと存じます。
■住 所:千葉県八千代市村上南1-15-1
■最寄駅:東葉高速鉄道_村上駅より徒歩5分
※坂道の途上にあり、石階段がございますので徒歩でのみ散策が可能です。
次回は、敬老会のご報告をさせて頂きたいと思います!今後ともイリーゼ八千代村上をどうぞよろしくお願いいたします!(広報担当:ヨースケ)
【おまけ】
私、東京の下町育ちなもので、実は地元の方々には常識だったらどうしようと今更ながらおののいております。あと村上~村上団地の間には竪穴式住居跡とか土器がモリモリ発掘されるそうです。ああ、いいですねえ。