ご入居者様のご冥福をお祈りして・・・・ @八潮 2017年12月12日
みなさま、こんにちは・・・
施設では、すっかりクリスマスの飾り付けも終わり、
ツリーの電飾がとてもきれいに輝いています。
なんだか心が弾みます♪♪
今回は、イリーゼ八潮でお過ごし頂いたご入居者様の
お話をさせて頂きます。
このご入居者様は、女性でとても線の細い方でした。
ご入居頂いた時からの持病があり、
悪化し先月の11月11日にお亡くなりになりました。
最後は、お食事もとれず、毎日娘様がお仕事が終わると必ず
ご入居者様のお好きなハーゲンダッツのアイスクリームを持って
会いに来られてました。
お亡くなりになる2日前に、ご入居者様のお顔を見にお部屋に
伺うと、「辛い所は無いですか?」とお聞きすると
か細い声で「だいじょうぶ。」と答えてくださいました。
お部屋を出る時に「また、来ますね。」とお伝えすると
やさしい微笑みで「また来てね。」と返してくれました。
そして、娘様が泊まり込んでいっしょにいらっしゃる中、
息を引き取られました。
ご家族様から、お声を掛けて頂きお通夜に職員8名で参列させて頂きました。
お若い頃のお友達とのお写真・ご家族とのお写真・趣味でやられていた
三味線も飾ってありました。どれもが、すてきでした・・・
お通夜の参列した時に頂いた、ご家族様からお母様にあてた
78年間を振り返る文章をご家族様の許可のもと、
一部紹介させて頂きます。
~ご主人を10年程前に亡くされ、深い悲しみに襲われたことと思います。
それでも娘様方に迷惑をかけまいとお一人での生活を選ばれました。
最後の最後までご家族のことを案じていらした優しい女性でした。~
いくつになっても支えてもらった母へ
どれだけの恩返しができただろう・・・
もう少し傍にいてほしかった・・・
それが残されたご家族の思いです。
人を愛し、家族を愛し、そして愛された人生。
今の別れの淚より、
心からの感謝をこめて・・・
私たち職員は、
ご入居者様の気持ちに寄り添い
どれだけの気持ちを受け取る事が出来たのでしょうか?
また、ご家族様のご意志を組んで差し上げられたんでしょうか?
今日、娘様が書類を施設にお持ち頂いたお顔を拝見させて頂き、
やさしい微笑みで挨拶頂いたという事を答えとして受け取らせて
頂きました。
短い間でしたが、ありがとうございました。
職員一同、心からご冥福をお祈り致します。
担当は、坂本でした。