老人福祉施設の種類と特徴|高齢者の健康と生活の安定を図る施設
高齢になると、加齢にともなう身体機能の低下によって、要介護・要支援の状態となる方が少なくありません。これまで通りに日常生活を送るのが難しくなったら、各種施設で必要なサポートを受けることになります。そんなとき利用できるのが、高齢者の健康と生活の安定を図る「老人福祉施設」です。
ここからは、老人福祉施設の種類と特徴について解説します。利用可能な施設をお探しの方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
老人福祉施設の基礎知識
高齢者が利用できる施設のなかでも、「老人福祉施設」とはどのような保健施設なのでしょうか。まずは、老人福祉施設の特徴や料金の傾向を含めた基礎知識をご紹介します。
老人福祉施設とは?
「老人福祉施設」とは、高齢者の心身の健康や生活の安定を図るために設置された施設です。「老人福祉法」で規定されており、利用者の年齢や状況などの条件に応じて、いくつかの種類に分かれています。地方自治体によっては、老人福祉施設の建設や整備にあたり、補助金が出ることもあります。具体的な施設の種類については、別の見出しでさらに詳しく解説していくため、施設一覧も併せてご覧ください。
老人福祉施設の料金の傾向
老人福祉施設の利用料金は、比較的低価格な傾向にあります。その理由は、地方自治体や社会福祉法人などに運営される公的施設であるためです。施設での介護サービス利用時には、介護保険が適用されます。
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老人福祉施設の種類と特徴
老人福祉施設にはいくつかの種類があり、それぞれ利用目的や利用条件が異なります。必要なときに備えて、大まかな特徴を把握しておきましょう。ここでは老人福祉施設の種類をご紹介します。
特別養護老人ホーム(介護老人福祉施設)
「特別養護老人ホーム(介護老人福祉施設)」は、社会福祉法人や地方自治体が運営する公的施設です。略して「特養」と呼ばれます。入居対象は、65歳以上で要介護3~5の認定を受けている人です。公的施設であるため、低料金で利用できます。ただし、入居待ちの人数が多くなることに留意しましょう。入居者の定員が29人以下の場合は、「地域密着型介護老人福祉施設」とも呼ばれます。
養護老人ホーム
「養護老人ホーム」は、身体面・精神面・経済面などの理由から、自宅での生活が困難な人を入所させる施設です。施設では、食事や日常生活上の支援などを受けられます。
軽費老人ホーム
「軽費老人ホーム」は、60歳以上を対象に、独立しての生活に不安がある人を受け入れる施設です。無料または低額な料金で利用できます。食事サービス付きの「A型」、自炊可能な人のための「B型」、食事・生活支援サービスの付いた「C型(ケアハウス)」の3種類に分かれています。
老人デイサービスセンター
「老人デイサービスセンター」は、65歳以上の高齢者を対象にした、通所の介護施設です。施設内では入浴や食事等の世話のほか、機能訓練などの介護サービスが提供されます。また、レクリエーションやアクティビティなどが行われるのも特徴です。
老人短期入所施設
「老人短期入所施設」は、65歳以上の在宅の要介護者 が短期間入所し、介護サービスを受けられる施設です。「ショートステイ」とも呼ばれています。施設では機能訓練を受けられます。
老人福祉センター
「老人福祉センター」は、地域の高齢者に対して相談に応じる施設です。健康増進・教養の向上・レクリエーションのための便宜が、総合的に提供されています。無料または低額な料金で利用できます。
老人介護支援センター
「老人介護支援センター」は、自宅で暮らしている高齢者が介護について相談できる機関です。「在宅介護支援センター」とも呼ばれています。利用者がニーズに応じたサービスを受けられるよう、各機関と連絡調整が行われています。
老人福祉施設と他の施設の違い
ここまでご紹介した老人福祉施設とのほかにも、高齢者が利用できる施設があります。老人福祉施設との違いに触れながら、他の施設の特徴をお伝えします。
介護老人保健施設(老健)
「介護老人保健施設(老健)」は、長期入院していた人が、自宅に戻るまでの期間に利用する施設です。老人福祉施設とは異なり、あくまで家庭復帰のためのリハビリを目的として利用されます。
有料老人ホーム
「有料老人ホーム」は、高齢者の心身の健康を保つための施設です。要介護者向けや、自立状態の高齢者向けなど、入居者の状況に合わせて施設の種類が分かれています。老人福祉施設とは異なり、民間企業などにより運営されています。
サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)
「サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)」は、高齢者が安心して暮らすための生活支援サービスが付いた、バリアフリー構造の住宅です。老人福祉施設とは異なり、入居後に症状が重くなった場合は、退去を求められる場合があります。
介護医療院
「介護医療院」は、医療的ケアが必要な高齢者を入居対象にする生活施設です。長期療養が可能で、看取りやターミナルケアにも対応しています。老人福祉施設では利用が難しい、高度な医療ケアやサポートを受けられるのが特徴です。なかには医師が24時間常駐する施設もあります。
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初期費用を抑えた、民間企業運営の老人ホーム「イリーゼ」
公的に運営される老人福祉施設だけでなく、民間企業が運営する施設まで選択肢を広げてみてはいかがでしょうか。最後に、民間企業が運営する老人ホーム「イリーゼ」の魅力をご紹介します。
民間老人ホームの中でイリーゼがおすすめの理由
イリーゼは民間の有料老人ホームですが、初期費用を抑えて入居していただけます。建物の自社開発費用を抑えることによって、価格の面でも安心してご利用いただける仕組みを実現しました。全施設に入居金0円のプランがあるので、初期費用の負担が少ない施設をお探しの方にもおすすめです。また、イリーゼの有料老人ホームには、介護スタッフが常駐している施設が多くあり、入居者様の日常生活をしっかりとサポートいたします。入居をご希望の方は、お気軽にお問い合わせください。
※職員体制に関しては施設によって異なります。詳しくは各施設ページをご覧ください。
入居の流れ
1.受付・見学
まずは、お電話またはホームページからお問い合わせください。資料請求や見学のご案内をいたします。
2.申込み
ご入居をご検討いただけましたら、お申込みまたは仮押さえへと進みます。ご契約が成立するまでは、途中解約も可能でございます。
3.必要書類の提出
当社書式の「健康診断書」「入居申込書兼個人情報使用同意書」、医療機関書式の「診療情報提供書」など、必要書類をご用意いただきます。
4.入居前の面談
契約内容、重要事項、管理規定などについて、十分にご説明いたします。ご不明な点がございましたら、お気軽にご相談ください。
5.契約・入金
内容にご納得いただけましたら、契約書にご署名とご捺印をいただきます。ご入居までに指定の口座へ入居金をお振り込みください。
6.入居
介護スタッフが万全の体制を整えて、ご入居をお待ちしております。お体の不自由な方は、お迎えサービスをご利用いただけますので、お気軽にお申し付けください。
利用できる施設の選択肢を知り、自分に適した環境で過ごしましょう
今回は、老人福祉施設の基礎知識や、各施設の特徴をご紹介しました。高齢者が利用できる施設には、老人福祉施設のような公的な施設のほかに、民間企業などが運営する施設もあります。公的な施設は低価格な傾向にありますが、場合によっては入居待ちが発生することも。初期費用を抑えやすいイリーゼをはじめ、なかには負担の少ない民間施設もあるため、選択肢を広げてみるようおすすめします。ご自身に適した環境を見つけて、心身ともに健やかに過ごしましょう。
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※本記事の内容は、公的機関の掲出物ではありません。記事掲載日時点の情報に基づき作成しておりますが、最新の情報を保証するものではございません。