介護食がパティシエ料理? @流山はついし 2017年09月07日
介護食がパティシエ料理?
パティシエ料理?…と?マークがついている訳は最後に説明しますね(^_-)-☆

バックに写っているガラスの器のように見えるのは、当ホーム厨房スタッフ(元パティシエ)が作った飴細工なんですよ(^_-)-☆
でも、せっかくお菓子や飴細工を、きれいに撮れていなくてゴメンなさい(T_T)
お食事タイムは配膳や食事介助に忙しくて、ようやく落ち着いた時間帯でしか写真を撮れなかったのでm(_ _)m
夏祭りの模擬店料理
ひとしきり、配膳が終了した時点で、写真を撮りました。
フランクフルト・焼きそば・一口カツなどなど、定番の夏祭りのお料理です♪
それぞれのお席で和やかに談笑しながら召し上がって頂きました。
おっと!お祭りなら、お酒飲もみたくなりますよね?
至極ご満悦のご様子です(^_-)-☆
※時折あるお問い合わせに…
「父はお酒が好き。老人ホームに入ってもお酒は飲めますか?」という質問を頂きますが、長年の晩酌習慣を断つなんて、そう簡単に出来るものではありません。老後の楽しみを奪うようなものです。
病院では「飲酒なんて言語道断!」が常識ですが…
当ホームでは、主治医&看護師の管理の下、また、他のご入居様にご迷惑をかけることのないよう、施設側のルールに則っての飲酒であれば可能ですよ(#^^#)
最近は、美味しいノンアルコールビールなども出回っていますし、そちら飲用するケースが多くなっています(^_-)-☆
配膳と食事介助
納涼祭であっても、配膳や食事介助の基本は変わりません。ご家族様に一つ一つ丁寧にご説明し、車椅子のご入居様には、マンツーマンで配膳と食事介助の応対をさせて頂いております。
ご家族が大勢いらしたファリミーには、応接室や相談室を解放して召し上がって頂きました(^_-)-☆
お母様を囲んで四姉妹が仲良く食事をなさっているご様子は、とても微笑ましい風景でした♪
老人ホームでの生活は、お一人お一人に気持ちよく、穏やかな生活を送って頂く事が第一義です。
普段とは違う食事風景に不安を抱いてしまうご入居様もいらっしゃいます。写真には残せませんが、そんなご入居様には、居室でゆっくり召し上がって頂けるよう、スタッフが介助いたしました。
パテシェ料理?
イリーゼ各施設の厨房は、系列会社の長谷川フードサービスのスタッフが担当しています。
こちらは、当ホームの厨房スタッフ(洋菓子店で修業を積んだパティシエ)が手作りしたお菓子の一例です。イベント度にご提供しているので、ご家族の皆さまも厨房スタッフに元洋菓子職人がいる事をご存知で楽しみにされています。
※過去の投稿の一部をクリックしてご参照ください。
■ご入居者様のお楽しみは…
■誕生会
■運動会&誕生会
■初詣&クリスマス会
さて、当ホームではできる限り食事を美味しく召し上がって頂くため、常食で召し上がって頂くように心がけていますが、摂食・嚥下障害のある場合には、キザミ食・ミキサー食・ゼリー食など、細かく対応しています。
そんなミキサー食を、トレイに乗せて配膳している時。おそらく、デザートを運んでいると思ったのでしょう。他のご家族様の幼い曾孫さんが「パテシェさんが作った、あの美味しそうなのを食べたい!」と。
介護食をパティシエ料理と言って頂いた、小さなゲストの一言に、はっとさせられました。
普段、ミキサー食の食事介助をしている時、正直、「こんな状態になった食べ物で気の毒だなぁ」と思っていました。でも、経験豊かな当ホームの厨房スタッフが作った介護食は、状態は変わっても、味や香りは変わらない美味しいパティシエ料理だったんですね。
あらためて、当ホーム厨房スタッフの実力と、心遣いに感謝した次第です(#^^#)
次回、納涼祭2017【その3】は
夏祭り音楽祭=夏謡祭(かようさい)の様子です(^^)/